「しおん」
剱技衆かむゐ 初プロデュース公演 公演:2001年12月19日~21日 劇場:府中芸術劇場 企画・制作:KAMUI INRERNATIONAL 構成・演出:剱技衆かむゐ 総合演出:島口哲朗 曲構成:真瀬樹里 制作:田中晃治/Spooky.com 舞台技術:(有)フルスペック 衣裳:石澤貴子(松竹衣裳) 衣裳デザイン・制作:静川孝子(GOLE MAN) ヘアメイク協力:高塚一昌 小道具・宣伝美術:高木俊昭 宣伝写真:持木大助 舞台監督:高瀬勉 出演:真瀬樹里/島口哲朗/河口博昭/福田高士/辻本一樹/小林貫太/田中あきはる/宮川佳寿姫/川嶋秀明/宗像美保/実近順治/松尾美香/金堂あづさ/多胡永美利/布施伸吾/室川泰斗/宮本紘子/沢村悠行/田村高広/天野真知/前堂友昭/残間統/古谷ゆかり/須藤岬/長澤麻紀子/加藤知彩/大内智子/清水瞳 演奏:望月太左衛社中 オフィシャルウェブサイト: http://home.att.ne.jp/alpha/Julie/sion.html
~作品紹介~
・第一部「水・地・火・風」 自然の四要素である「水」・「地」・「火」・「風」を、それぞれのイメージに合わせ、殺陣のみで表現。 形式美を重視し、セリフに頼らない身体表現だけのその演劇スタイルは、かむゐ最大の特徴であり、最も得意とするところである。
・第二部「しおん」ストーリー 戦乱の世・・・。憎しみ、怒り、恨み、そして哀しみが渦巻く世の中・・・。人々は互いに殺し合い、憎しみ合う。 人が人を殺す、そのことが当然の世の中・・・。そんな世に一人の男が現れる。闇の影を持つその男。渦巻く人の負の念を吸い、 人の心に棲む闇を増幅させ、それを操り、自らの力として蓄えていた。 ある村に一組の姉弟がいた。 かつては幸福だったその姉弟の村も、いまや戦場と化していた。村中に響き渡る悲鳴、立ち込める炎、そして生き延びる為に戦う姉弟。弟を守り、必死に生き抜いてきた姉も、生きる為に人を殺すという罪を犯していく。 次第に人を殺す事にも慣れ、その表情からはかつての優しさに溢れた面影がだんだんと消え失せていった。 必死に戦う姉弟。しかし戦い疲れ果て、やがて弟は気を失う。 そして目が覚めた時には姉の姿は無く、そこには姉の大切にしていた笛がひとつ、哀しげに落ちているだけだった・・・。 しおん はこころの音・・・ 志の音 士の音 詩の音 四の音 思・師・子・私・支・知・強・姿・侍・獅・紫・姉・・・ 止、死の音 そして始の音 一筋の希望の糸の音 光の雫・・・・・
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